B777-300ER スタアラ JA731Aのひねり

ANAにまもなくA380がデリバリーされる。成田ーホノルル限定運用、全機ウミガメ塗装という意味で真のフラッグシップといえるかどうかは個人的にやや微妙なところ。B744なきあと、羽田からの欧米主要路線に投入されているB777-300ERが引き続きフラッグシップと呼べるのではないだろうか。

毎日当たり前のように飛んでいるB777-300ERだが、その初号機となったJA731Aはスターアライアンスカラーをまとっている。

中央防波堤で撮影していたおり、ふと、この機体をここでしっかりとっておきたいという気持ちになった。

FR24で過去の運用を追ってみると、意外にも羽田で休みに撮影できるチャンスは月に1～２度あるかないかだということが分かってきた。そこに北風の快晴が重なるとなると、年に数度もチャンスはないだろう、ということに気づき、いよいよ本腰を入れて追いかけ始めた。

運用パターンは、ある程度固定されており、時折イレギュラーがあるものの、HND-FRA-HND-LAX-ORD-NRT-IAD-NRT-SIN-NRT-ORD-HNDというのがワンサイクルになっているようだった。

このうち、羽田で順光のひねりが期待できるのは、FRA行きのNH223と、ORD行きのNH12の2便、欲を言えば陽が低いNH12が希望である。

FR24のカスタムアラートを入れて、運用をウオッチして1か月余りたった、2/23の土曜日。ようやく休日・快晴の日にNH12へ投入された。季節はすでに真冬を過ぎ、春の兆しも見え始め、視程こそクリアとは言えなかったものの、それなりにイメージしていたシーンに遭遇することができた。

2019.2.23　NH12　10：20発シカゴ行　JA731A

 バンクの角度がやや浅かったのが残念だが、次回への意欲を沸かせる結果となった。

こちらは別日。

なんということはないスカイショットだが、狙いを決めてイメージを頭に描くと描かないとでは、結果も違う。どうありたいかということをイメージすることが何にしても大事だと再認識する最近である。


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