2019年2月15日金曜日

EF66の思い出 あさかぜ、富士・はやぶさ

EF6627が最後の原色機として孤高の活躍を見せているが、その姿を見るにつけ、MT56の独特な高音を響かせて、東海道本線を100km/h以上の高速で快走していたかつての姿を思い浮かべてしまう。

その中で今日は2枚。
子ども時代、果たせなかった、早朝のブルトレ撮影がデジタルで可能になったこのころ、必死に全国を追いかけた。

1枚目は、2005年2月。あさかぜの終焉が迫っていたこの時期、遅れの報せを聞いて、定時なら順光とはならない厚狭の大カーブで待ち構えた。

今のようなtwitterの目撃情報など使えない時代。公式の大まかな遅延情報だけを頼りにいつ来るともしれない列車を寒風吹きすさぶ中で数時間、雲間から日が差し、心に残る一枚となった。

2005.2.20 山陽本線 厚狭-埴生 5レ EF6646 24系25型13両


こちらは、東海道最後のブルトレとなった富士・はやぶさ。
当時はまだ機動力もなく、辻堂が定番だった。この朝は全検開け間もない美しい姿の47号機が先頭だった。背後の工場跡地は今、巨大なショッピングモールになっている。

2007.3.18 東海道本線 辻堂-茅ヶ崎  2レ EF6647

そして、東海道のみならず、全国からブルトレは消えてしまった。さらに、つい先日、JR営業規則からも、A寝台、B寝台カルテットなどの寝台料金が削除され、制度上も完全に過去のものになってしまった。

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